大会

柴又100K 2022②前日調整

2022-05-21

 柴又100Kを明日に控え、今朝は軽めのラン。気象庁発表によると、走り始め、本日6時の東京の気温は19.4℃。21日12時発表の明日の天気予報は曇り一時雨で、最高気温は23℃とのこと。前回撃沈した2018年の同大会の天気は、照りっぱなし灼熱地獄、最高気温はどうだったか調べてみると、14時に28℃を記録していた。この表は1時間ごとの値なので、「日照時間(h)」の欄に「1.0」がずらっと並んでいるということは、まったく日が陰ることがなかったということだろう。エイドの度に水をかぶったことをよく覚えている。見ず知らずのおじいさんがアイスキャンディーを配っていたことも思い出した。
 

出典:気象庁「過去の気象データ検索」より

 早歩きのおじいさんに、何度も何度も抜かれたことも思い出した。あの日の私は、後半、走っては歩き、いや、走っては歩き歩き歩きを繰り返していた。そんな朦朧としている時だったが、さすがに何度目かだったのだろう、抜いたはずのおじいさんが、常に自分の前にいることに気がついたのだ。抜いたはずのおじいさんが、いつの間にか、自分の前にいるのだ。一体あの早歩きのおじいさんは、なぜいつも自分の前にいるのか、ちょっとしたパニックだった。ただ、ちょっと考えてみると当たり前のことで、おじいさんは早歩きでも、立ち止まらず、揺るがず、おそらくだけれど、スタートしてからずっと、悠久の時のごとく、あのペースを一定に保ち続けたまま、早歩きを続けたいたのだろうと思う。それに引き換え自分はどうだ。思いついたように走り出してはすぐに歩き、定期的に現れるエイドでは立ち止まり、行こうか止めようか考えていた。そんなことを悶々とやっている間に早歩きのおじいさんは先へ先へと行ってしまうのだ。あの時の私は、早歩きのおじいさんに勝つことはできないスピードであったということだ。日が暮れたころ、そのおじいさんを再び抜くことはなくなっていた。おじいさんは自分よりも速いタイムでゴールしたのだろうと思う。
 明日、1日を通して曇りであれば、コンディションとしては申し分はない。裏を返せば、言い訳はできないということ。土手沿いに点在するわずかな日陰を見つけては、しゃがみこんで何度も何度もリタイアを考えた過去の自分、早歩きのおじいさんに負けてしまった過去の自分に決別する絶好のチャンスだ。今度こそウルトラウォーキングではなく、ウルトラマラソンとして完走したい。

  • この記事を書いた人

キタガワ

1976年生まれ。
東京マラソンにあこがれて走り始めた典型的ランナー。
ロード、トレイル問わず、ランニングをこよなく愛する。
好きが高じて、ランニングカルチャーを広めるべく、情報発信も開始。

【PB】
ハーフマラソン
2022年2月 ハイテクハーフ
1:22:14
フルマラソン
2022年3月 東京マラソン
2:58:31
ウルトラマラソン
2022年5月 柴又100K
9:46:10
100マイル
2019年9月 信越五岳
26:29:48

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